ベイカーテントのスタイルと、パップテントの構造をかけ合わせた、居住性の高いテントです。
まるで客室のような快適な空間であることから、「YOKA CABIN」と命名されたこちらのテント。素材はTCを採用し、より焚き火と仲良くすることができます。
ソロ〜デュオのサイズとして人気を頂いているYOKA TIPIに対し、こちらはデュオ〜ファミリーで使いやすいテントを目指しました。
色はYOKA TIPIと同じ「ダークカーキ」と、新たに「アイボリー」をご用意。
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<各色の特徴>
アイボリーは、室内が明るい感じですが、遮光性は低いです。
この部分にロゴが入ります。デザイン的な特徴として、まずは左右のバランスが違うアシンメトリーなスタイル。
そして、サブポールにより背面を立ち上げ、デッドスペースをなるべく無くす工夫。
これもデザイン的な特徴になっています。
これにより、垂直の壁が3方にでき、より「部屋感」の高い居住性になりました。
テントの真ん中にはもう1枚仕切り幕があり、寝室と前室を分けています。
(この仕切り幕はジッパーでついているので、取ってしまうことも可能です)
薪ストーブ用の煙突ポートも標準装備。前室側に設置できます。
薪ストーブを取り付けたまま、半分だけオープンにすることができます。
フルオープン、ハーフオープン、サイドオープン等、多彩な張り方ができます。
YOKA CABINの長所と短所
■長所
・絶妙な広さ
ただ広いだけで、大半がデッドスペースになってしまっていては意味がありません。垂直に近い壁で囲まれた270×220の寝室は、近さと広さのバランスが取れた非常に気持の良い空間です。
フロアの上に寝るだけでしたら4人寝ていただだけると思いますが、荷物などを置くことを考えると基本的には2人で快適に使える大きさだと思っていただければと思います。
・焚き火に強い
TC素材なので、ナイロンやポリエステルに比べ、火に強いです。(溶けないだけで、焦げたりはしますので、気をつけていただくに越したことはありません)
・結露しにくい
TCには通気性がありますので、結露はほとんどしません。
・乾燥が早い
大きいので乾燥が大変、と思われがちですが、布地に通気性があるため、きっちり生地を伸ばして裏表干す、ということをしなくても乾きます。
■短所
・重い
本体が12キロ弱あります。また大きいので、取り回しがなかなか大変です。
・雨に弱い
TC素材は撥水加工されていますが、雨に長時間降られると布に水は染み込みます。また水が染み込んだ布地はとても重くなります。「水が染み込んだ際に、コットン部分が膨らんでそれ以上水が入るのを防ぐ」というのがTC素材の特徴ですが、その際、幕の内側は濡れている状態になりますので、ご注意ください。また、特に天井の部分に雨が溜まったままになると、雨漏りしてしまう可能性がありますのでご注意ください。
・風に弱い
側面が垂直なため、本体は風を受けやすいです。ロープを要所に配置しているので、強度的には問題ないのですが、布地が風に煽られてうるさい場合もあると思います。
風が強いときは
①フルクローズし、薪ストーブをしまう
②ペグは全て打つ
③補助用のロープをしっかりと貼る
等の工夫をお願いいたします。
【基本情報】
素材:TC
収納時寸法 950x250x250mm
重さ:約12kg(サブポール他含む)
付属品:サブポール、ロープ、収納バッグ
【その他オプション】
・ポール
3節、無段階伸縮式のポール2本セットです。
オープンした張り方をする場合は、ポールは2セット(4本)必要になります。
素材:アルミ
収納時寸法:900mm x 太さ最大42mm
最大長さ:2300mm
重さ:1本500g
付属品:収納袋
詳細はこちらから
・蚊帳
本体の内側にフィットする蚊帳です。収納袋が付属します。
素材:ポリエステル
収納時寸法 500x150x150mm
重さ:2.4kg
付属品:収納袋
詳細はこちらから
・グランドシート
バスタブ型ですが、ジッパーを開くとフラットにできるグランドシートです。
素材:ターポリン
収納時寸法 450x150x150mm
重さ:3.5kg
付属品:収納バッグ
詳細はこちらから
・グランドシート・ハーフ
四隅にハトメがついた、シンプルなグランドシートです。コットとの組み合わせに。YOKA TIPIに使っていただくのも良いかもしれません。
素材:ターポリン
収納時寸法 360x360x40mm
重さ:1.5kg
付属品:収納袋
詳細はこちらから
【 薪ストーブ使用時の注意点】
*必ずお読みいただき、ご承諾いただける方のみご購入ください。
*テント内での火気の取り扱いは大変危険の伴う行為です。本商品はその安全性を保証するものではございません。
*本品に起因する事故、怪我、火傷、火災等に対する一切の責任は負いかねます。
ご了解いただける方のみご購入下さい。
・テントに外的に力がかかる状態(積雪、強風、大雨等)において使用しないでください。
・すべての固定箇所を確実にペグ止めし、事故につながる可能性が無いか、周囲の状況をよくチェックしてご使用下さい。
・煙突とテント本体が触れていないかよくチェックしてください。
・薪ストーブを使用する際は一酸化炭素検知器を必ず併用し、時々完全に換気して下さい。
・炭を燃料にしないで下さい。
・就寝前には完全に消火し、再燃焼の可能性がないかよく確かめて下さい。
・防炎布は高い耐熱性がありますが、使用するにつれて変形、変色します。
・防炎布はハサミでカットできますので、ご使用の煙突の太さに合わせて穴を広げてください。
・万が一の事態に備えて市販の煙突保護カバーを取り付けて下さい。
・煙突はぐらつきがないよう、しっかり固定して使用してください。
・煙突径がφ10㎝以下のキャンプや携帯用の小型薪ストーブをお使い下さい。
家庭用の薪ストーブは使用しないでください。
・火の粉は十分に対策を施しても出る可能性があります。テントに落ちると穴が開いたり、焦げたりします。
多少の傷みでも気になる方は、ご注意下さい。
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