


キャンプで着る以上、タフで機能的であることは当たり前。でも、それだけじゃ物足りない!理想は、フィールドだけでなく街でも思わず着たくなるカッコいいウェア。デニムの聖地・岡山で生まれた「ハク マウンテン サプライ」のデニムジャケット&パンツは、まさしくそんな名作だ。

01 創業100年超えの老舗メーカーならではのタフな作り
02 キャンプ好きが作ったからこそのリアルに使える機能
03 街でもサマになるイマドキなシルエット

2020年にローンチされたアウトドアウェアブランド「H.A.K.U MOUNTAIN SUPPLY(ハク マウンテン サプライ)」。業界としては後発だが、その実力は既に広く認められ、
「NANGA」といった有名ブランドとのコラボも続々と展開。実は同ブランドを運営するのは、1894年に創業した老舗のタカヤ商事。世界的なデニムの産地である岡山県で生まれた同社は、これまで数々の国産デニムブランドを展開。1979年には、日本初のレディースデニムブランドも立ち上げている。


デニムは言うまでもなくワークウェアが出自。同ブランドが展開するウェアは、素材のタフさを生かしたものが多く揃う。トルコに居を置く世界的なデニム生地メーカーのISKOと共同開発したストレッチデニムや、東レによる高強度・高耐熱性を誇る生地などがそれ。創業131年を迎えた国内屈指の老舗メーカーだからこそ、妥協することなく生地の品質にこだわり抜けるのだ。

デニムで培った知見を生かした「ハク マウンテン サプライ」だが、その立ち上げはとある社員がキャンプ好きだったことに端を発する。デザイナーである同社員は頻繁にソロキャンプを楽しんでおり、そこで得た経験を製品にフィードバックさせているというわけだ。キャンプでの実体験に基づきデザインされたポケットやループは、単に数が多いことが見どころではなく、実際に使用しやすい位置や形状になっている。以下で詳しく確認してみよう。





その名の通り、冬のキャンプシーンを想定した多ポケット仕様のノーカラージャケット。本体には、ワンウォッシュしたウルトラヘビーブラッシュデニムを採用し、ポケットには高強度で難燃性の高い生地を採用する。 ¥29,700







01 面ファスナーで着脱可能なフック。ライトやライターなどを掛けておくことが可能。02 ドローコードを配した胸ポケットは500mLのナルゲンボトルもすっぽり。ポケット下にはカラビナループも。03 スナップボタン仕様のパッチ&フラップポケット。大型&マチ付きで、厚手のグローブも難なく入る。04 スナップボタン付きのタブ。サングラスなどを引っ掛けておくのに便利。05 両サイドの裾はスナップボタンで裾幅を調整できる。06 背中には大型のゲームポケットが。マップやゴミ袋などを収納できる他、ブランケットなどを入れれば椅子にもたれた時のクッションや保温材に。07 裏地には保温性の高い起毛生地を採用。ウィンターチルという名の通り、冬の屋外で快適に過ごせる仕掛けだ
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デニム、ポケット、裏地のすべてにジャケットと同素材が採用されたパンツ。膝下とヒップは耐熱性と耐摩耗性に優れた素材に切り替え。セットアップで着れば、冬キャンプがさらに快適になる。¥29,700






01 左腰にはデイジーチェーンがあしらわれ、ペグやハンマーを刺しておける。02 右のベルトループ下にカラビナループがあるのもかゆいところに手が届く設計。引っ掛けて直下のポケットに入れれば、ライトや鍵などの紛失を防げる。03 座るときの妨げにならないよう、スマートフォンは前面ポケットへ。04 フロントからヒップにかけて繋がる大型ポケット。サイドのスナップボタンで、セパレートすることも可能。05 裏起毛生地で保温性を確保。さらに裾にはドローコードを配し、裾からの冷気を遮断できる。06 しゃがんだ姿勢でも股の部分が突っ張らないガゼットクロッチを採用。
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ひたすらにタフさと機能性を突き詰めると、どうしてもカッコよさが犠牲になりがち。今やキャンプ場でもオシャレを楽しむ時代とあって、その両立はイマドキなアウトドアウェアにおいて命題だ。その点、「ハク マウンテン サプライ」は、長年の知見からファッション的な視点を心得ている。さらに国産デニムブランドとあって、日本人の体型にフィットする点も大きな魅力だ。


ジャケットは、ゆったりとしたサイジングとノーカラーがまさしくイマドキな着姿に。身幅をワイドにしつつも着丈が長過ぎないので、重ね着した際にバランスが良い。


パンツでは、ゆとりを持たせつつも裾に向かって細くなるテーパードシルエットを採用することで裾がもたつかず、ゆえにブーツだけでなくスニーカーと合わせても収まりが良い。 高い機能性を備えながらも、あくまでオシャレに。アウトドアだけでなく、街着としても人気を集めているのは、そんな理由からだ。
まだまだ寒さ厳しい時季が続くが、
冬ならではの自然の表情も味わい尽くしたい。
実用的でカッコいい
「ハク マウンテン サプライ」のウェアがあれば、
冬キャンプはもっと楽しく、自由になるはず。
どこまでも心地いいライフスタイルウェアの存在は、
日常と地続きにアウトドアを楽しむ
第一歩として欠かせない。