POLARTEC社のALPHA®︎DIRECT 90を使用したフード付きタイプのサイドジップベスト
開放感があり、ウェアリングの自由度を広げる1着です。
一般的なベストと少し違うのはサイドジップ仕様(Wジップ)と言うことです。
当初はシンプルなベストとして企画したのですが、山行時での使用を繰り返すことでその使い勝手やスタイルへの要望に変化が現れてきました。
シンプルな形状のベストのままだとフィット感は申し分ないのですが、バックパックとの関係性など考えるともう少し工夫できるのではないか?と考えた結果、それがサイドジップという機能でした。また、Wジップとする事でウェアリングの自由度も増えるのではないかと考えました。
【サイドジップ仕様にした事で何が変わったか】
- 大型ベンチレーションとしての機能が備わった
- 稜線上などで風が冷たい時、ポケットのように手を入れて温めることができた
(ポケットとしての収納の機能はなく、スルーポケットとして使えます)
- バックパックのウエストハーネスをベストの内側で固定できるようになった
(アルファとの擦れや腰回りの窮屈感がなくなり、見た目もスッキリした)
- 停滞時やリカバリー時に開放感があって気持ちがいい
などのアクティブインサレーションとして有益な発見が多く見られました。
また、フードについては、他の製品(ALPHA HOODIE 140シリーズ等)と比べて開口を大きくしています。
ALPHA 90 SIDE ZIP VESTではセンタージップを設けていないため、フードのかぶりやすさや首周りの圧迫感を軽減するためです。
「センタージップを設ければいいのでは?」と思われるかもしれませんが、それはなんだかこのアイテムにとってふさわしくないように考えました。
アクティブインサレーションとして「基本的に、脱いだり着たりしない」ことを考えると、これがこのアイテムの特徴であり、ひとつのスタイルなのだと思います。
なので、積雪期や厳冬期での使用の際はバラクラバ等を併用することをお勧めします。
【ALPHA®︎DIRECTという生地の特性】
通気性と保温性、どちらも兼ね備える優秀な化学繊維素材ですが、風が強く吹き続ければ体温も奪われてしまいます。それはもちろん、ヒートアウトしないためのトレードオフな面でもあります。
なので気温が下がったり風がある時は、薄くていいのでウィンドシェルを一枚羽織ることで風をシャットアウトし、保温性を最大限に活かすことができます。
ALPHA®︎DIRECT 90 ( 85g / m2 ) という中厚手の生地は1年を通して使い勝手が良く、アウターとしてもインナーとしても重宝します。
◆着用例
男性 | 細身体型 177cm / 62kg | Sサイズ着用(タイトフィット)
男性 | 細身体型 177cm / 62kg | Mサイズ着用(ジャストフィット)
男性 | 細身体型 177cm / 62kg | Lサイズ着用(ルーズフィット)
男性 | 細身体型 177cm / 62kg | XLサイズ着用(ルーズフィット)
FEATURE
サイドジップを開放すれば大型ベンチレーションとして
サイドジップを上部から解放すれば、スルーポケットとなりウェストハーネスを内側で固定できます
腰回りに窮屈さを与えないシルエットに
ウインドシェルを羽織ることで保温性を高めることができます
【基本情報】
【 ALPHA 90 SIDE ZIP VEST 】
サイズ : S - M - L - XL
カラー:VERMILION
素材:ALPHA®︎DIRECT 90
SIZE CHART
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