ltm 山と街着たいメリノボタンダウンシャツ（薄手）

山・旅・街をシームレスにつなぐ1枚

◆制作秘話

2026年3月、僕は東海自然歩道1697kmのロングトレイルを歩く旅に出ます。東京・神奈川からスタートし、山梨・静岡・愛知・岐阜・三重・滋賀・京都・奈良・大阪まで──11都府県、60〜80の山々を越えて歩くロングジャーニー。その長い道のりの前半（3〜5月）で、**実際に着て歩く予定なのが、この「山と街で着たいメリノボタンダウンシャツ（薄手）」**です。

■ 山・旅・街をシームレスにつなぐ1枚

登山を終えてカフェに立ち寄る。旅先で人と会う。チェックインの瞬間や、夕食のひととき。そんな時にもTシャツではなく、きちんと感のあるシャツを着ていたい。でも、見た目だけではだめ。汗や洗濯に強くて、肌に優しくて、ザックに丸めてもシワになりにくい。旅に本気で寄り添えるシャツが欲しかったんです。

■ メリノ77% × リサイクルポリエステル23% の理想的な生地

このシャツに使っているのは、日本の老舗毛織メーカー・御幸毛織が開発した「マナード糸」を使った特注生地。ウールの短繊維とポリエステルの長繊維を均一に混ぜることで、薄手でも強く、毛玉になりにくく、洗濯にも強い。そして最大の特徴はその心地よさと軽さ。わずか86g/㎡という薄さで、春・夏・秋のすべての登山・トレイル・街使いに対応。汗をかいてもすぐ乾き、防臭性・調温性・UVカット性を持つメリノの良さがしっかり活きています。

■ 24時間着ていたくなる快適さ

ロングトレイルでは、朝から晩まで、時に寝る時も同じ服で過ごします。そんな日々の中で、このシャツの柔らかく滑らかな肌触りは、とにかくありがたい。「ウール＝チクチク」というイメージを持っている方にこそ、ぜひ試してほしい質感です。

■ シワになりにくい＆きちんと感を演出するボタンダウン

このシャツのもう一つの大きな特徴はボタンダウン襟。山で風が吹いた時には簡易ネックガードとして、日差しが強い日には首元の日除けとして機能。さらに、襟がバタつかないことでザックの肩周りもスッキリ。そして何より、街で人と会ったときにも**“きちんと感”が出せる**。ボタン付きの襟がきれいに立つことで、旅先のレストランやカフェでもラフすぎない印象に。旅と日常をシームレスにつなげてくれる仕様です。

■ 大きめスラッシュポケットで旅がもっと便利に

左右の胸には、500mlペットボトルや行動食、スマホも入る大きめポケットを配置。ジャケットのような存在感と機能性を備えながら、斜めにデザインすることで主張しすぎない印象に。行動中の補給、チケットや地図の収納、休憩中のハンドウォーマーとして活躍し、山でも街でも自然に馴染む機能美を実現しています。

■ 折伏せ縫いによる強さと美しさ

このシャツには、**縫い代を包み込みながら二度縫いする「折伏せ縫い」**を採用。これにより…

• 強度が高くてほつれにくい
• 肌あたりがフラットでゴロつかない
• 洗濯にも強く、型崩れしにくい
• 見た目もすっきりして美しい

というメリットが生まれます。ザックを背負い続ける旅や、汗・雨に晒される登山中でも、縫い目が壊れにくく、快適さが続く。これもロングトレイルに向けてのこだわりです。

■ 登山にも街にもなじむカラー

カラーは2色展開：

 里山小道チェック（白系）

ベージュをベースに、淡いグリーンと茶を織り交ぜたチェック柄。まるで「里山に差し込む木漏れ日」を思わせる、優しく明るい配色です。白系ベースなので顔映りが明るく、街でも自然に映える印象に。

こもれびチェック（ブラウン系）

深みあるブラウンに白線の細かなチェックを重ね、木陰に揺れる光を表現した落ち着きのあるカラー。ブラウンの持つ渋さが上質さを引き立て、幅広い年齢層に似合います。山では自然に馴染み、街では大人の装いに。木漏れ日の陰影のような奥行きがあり、飽きずに長く愛用できる色合いです。

■ 細かなディテールも、旅に効く

• 脇下パターンの工夫で腕が上がりやすい → 岩場・登りでも突っ張らない
• 着丈はやや長め → ヒップベルトで捲れ上がりにくく、1日中ストレスフリー
• 軽さとタフさの両立 → 86g/㎡という軽量生地でも、耐摩耗・耐洗濯性あり

こんなシーンにおすすめです

• 春秋の肌寒い登山（天然の保温力）
• 夏のアルプス行動着（通気＋防臭＋日除け）
• 街歩き・旅先のレストランや移動中の服
• 飛行機や夜行バスなどでも着たまま休める
• 軽量化を重視するロングハイカーにも

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