2017年に誕生したアウトドアブランドACTIBASE(アクティベース)。「非日常を日常へ」というコンセプトを掲げ、日常とフィールドをボーダレスにつなぐバックパックやウェアを展開しています。今回、通常3カ月待ちの大人気バックパック「I.D.backpack」のhinataストア別注が実現。開発者が「誰かにとってそとに出たくなる“理由”になればいい」と語る、オンリーワンなアイテムの魅力を紐解きます。
ACTIBASE代表
みきさん
ACTIBASEは2016年に始まった登山コミュニティから生まれたブランドです。元々運動が大の苦手だった私にとって、初めて登山をしたときの「自分の足で山を登り切った」という達成感は何にも代えがたい特別な感覚でした。そこからアウトドアの世界にどんどんのめりこみ、気づいたらアウトドアの道具づくりが仕事に(笑)。ブランドの始まりであり顔である「I.D. backpack」は、買った人が「これを使いたいからそとに出よう」と思えるような、「世界に一つだけの自分の相棒」を目指して全て手作業でつくっています。これさえあればどこにでも飛び出せる、そんなワクワクする感覚を味わってもらえたらうれしいです。
構想から約3年、数えきれないほどの試作を繰り返して製作されたI.D. backpack。開発メンバーがリアルなハイカーだからこそ、「アウトドアフィールドで欲しい機能」と「愛着を持って日常使いしたくなる理由」の両方が随所に詰まっています。大きな特徴である「ロールトップ」と「フロントジップ」をはじめ、注目のディテールを紹介します。
容量可変なロールトップ
荷物の出し入れがしやすいよう開口部が大きくひらけることと、日帰りなど軽装備の時はバッグ自体もコンパクトにできること。どちらも叶えるロールトップ仕様。
組み合わせ5,000通り以上!自在なカラーオーダー
ボディの生地、フロントファスナーの色はすべてカスタム可能。5,000通りを超える組み合わせの中から、自分だけのオリジナルデザインをオーダーできます。
フロントファスナー
メインポケット中央にはフロントファスナーを配置し、ロールトップを閉じたまま荷物の出し入れが可能に。下の方に入れたギアを取り出したい時も、いちいち上から全部出さずに、ジップを開けてアクセスできます。
無駄をそぎ落とした軽量パーツを厳選
意外と盲点なのが、バックルやアジャスターなどのパーツの重量。軽量なパーツを厳選し、容量30Lで約450gの軽さが実現しました。
コンプレッションベルト
ヘルメットやトレッキングポールなど、外付けしたいギアは斜めに配置されたコンプレッションベルトに取り付け。ゴム素材で、ギアをしっかりホールドしてくれます。
メッシュポケット
雨で濡れたテントやレインウェアなどバックパックに入れたくない道具を収納できる大きなメッシュポケット。
軽量・タフ・水に強い生地
I.D. backpackオーダー時に選べる生地素材は「X-PAC」「ダイニーマ」「ULTRA200」のいずれか。アウトドア使用時の必須条件である「軽い・タフ・水に強い」を満たすこだわりの素材です。
製品ごとに異なるメッセージ
メインポケット内部に貼り付けられた品質表示タグには、製品ごとに異なるブランドからのメッセージが。道具への愛着を増してくれる「特別感」がこんなところにも詰まっています。
I.D. backpackだけでも5、6個持っていますが、一番お気に入りはグリーンとグレーの生地にベージュのファスナーを組み合わせたもの。
これ、試作目的ではなく、初めて100%ユーザー目線で「このデザインがいい!」と思ってつくったものなんです。完成した時のうれしさは今でも忘れられません!
既存のバリエーションでも十分自由度が高いなかで、hinataはI.D. backpackにさらなるワガママをリクエスト。生地は軽くて柔らかいULTRA200で、カラーはクールさ際立つ「ホワイト」「ブラック」の2種。さらにコンプレッションベルトの色を注文時に選べるようにしました。“世界でひとつだけのバックパック”のなかでも、ガチで「ここでしか買えない」数量限定品です!
既存のI.D. backpackのラインナップに無かった、ULTRA200を使った「真っ白」と「真っ黒」の生地がベース。ストリート感も香る、クールな印象に仕上げました。
コンプレッションベルトとジッパーストラップは、モノトーン生地に映えるネオンカラーのバリエーション。イエロー・パープル・オレンジの3色から好きなものを選べます。