台車の生みの親「花岡車輌」が届ける、
キャンプがはかどるフラットカート「2×4」
老舗台車会社「花岡車輌」は、台車を使うすべての方に寄り添った商品を作り続けています。荷物を運ぶ苦労を理解し、常に感動を届ける努力を怠らない方たちが作りだすカートとは?今回は、花岡車輌のキーマン二人を取材し、改良を重ねて作り上げた「フラットカート2×4」についてお聞きしました!キャンパーに支持されている魅力を解説します。
台車や空港カートを
日本で初めて作った花岡車輌
花岡車輌は1933年に創立され、日本で初めての台車「DANDY」を作ったことで有名な老舗台車メーカーです。空港用の手荷物カートは、その機能面とデザイン面の高さから国内外の空港でも採用され、羽田空港でも長年にわたり使用されています。
2020年7月にはアウトドア用台車「フラットカート2×4」を販売。野外や自宅、シーンを問わず使いやすく、コンパクトに収納できるので、キャンパーから多くの支持を得ています。
花岡車輌のキーマン二人に
お話しを伺いました
今回は、常務取締役 営業本部部長 花岡尚さん(左)と常務取締役 総務部部長 兼 販売企画室室長 花岡雅さん(右)、花岡車輌のことを誰よりもよく知っている二人を取材しました!弟の尚さんは、お客様のフロント業務を全て対応しながら、開発する新規製品を大手でも関係なく営業し、兄の雅さんは、デザイナーや広報、総務、SE、多くの業務を掛け持っています。フラットカート2×4を生み出した二人でもあり、数々の製品を共に考え、製品化している兄弟です。
運ぶ人に寄り添う思いから生まれた
花岡車輌のフラットカート 2X4
「台車は便利だけど、使う機会が少ないので必要性を感じない」
「カートの脚を折りたためないので邪魔になり、収納場所に困る」
そういったお客様の意見を元に、新たな製品を販売しようと作成した企画書を持ち込んで大手セレクトショップに見せました。どの商品も反応が乏しく、望み薄かと気を落とす始末。最後に資料にないフラットカートのデモ機を見せたところ、「いいね!」と評価してくれました。その後、大手セレクトショップがアウトドア向けの会社ではなかったこともあり、自宅で使う方向で販売しようと考えていたところに助言してくれたのが、たまたま大手セレクトショップにいたキャンパーです。
「これは今までのキャンプにないカート!絶対キャンパーに刺さるよ!」そんな意見を聞いて、ハッとしました。
今までキャンプをしたことがなかった花岡兄弟からしたら、キャンプは未知の世界。キャンプ業界にフラットカートが刺さるというのを考えたことがありませんでした。助言してくれたキャンパーの意見を取り入れて、アウトドア向けに改善。キャンプで使えるシーンで撮影したり、キャンパーに購入してもらえるよう施策して、完成したのがアウトドア用台車「フラットカート2×4」。
今までのアウトドア業界にないスタイリッシュさ。また狭い場所では2輪、大きな荷物を運ぶ時は4輪と、シーンごとに使い分けられる今までにない技術。荷物の多いキャンプでも収納場所を確保せず隙間にしまえるコンパクトさ。キャンプシーンに革命を起こすアイテムが誕生しました。
「モノを運ぶ、人を繋ぐ」
新たな感動を届ける
花岡車輌は「モノを動かす、人をつなぐ 新たな感動を届ける」というミッションを持って、お客様に新たな感動を届けるような製品を開発しています。変わらない安心・安全を提供できるのは、社内みんなが会社ビジョンを意識して仕事しているからこそです!
今後も新たな時代やお客様のニーズに合った製品・サービスを創り出すことで、世の中をより豊かに変えていきたいと思っています。
CHECK POINTS
フラットカート 2X4の
イイところ
Point 1
2輪と4輪の
イイとこどり
Point 2
コンパクト
Point 3
細部のこだわりで
さらに使いやすく
花岡車輌株式会社
HANAOKASHARYO CO.,LTD
日本初の台車・リフトのマテハン総合機器メーカー、花岡車輌株式会社。1933年創業の洗練されたメカ技術・品質・デザインを強みとする自社設計製造を行なっております。 他にも羽田空港始め多くの空港でご利用いただいている空港用カートや空港用のトレーラー、福祉リフトも製造販売を行なっています。
https://www.hanaoka-corp.co.jp/花岡車輌 F-CART 2x4